「ちゃんとしなきゃ」って思ってしまって、しんどくなる。
それは、かつての私がずっと悩んでいたことでもあります。
でも少しずつ、自分にやさしくなることで、心が軽くなる瞬間が増えてきました。
この記事では、「ちゃんとしなきゃ」に縛られて苦しくなってしまう理由と、
そこから力を抜いて生きていくヒントを、やさしくお届けします。
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「ちゃんとしなきゃ」って、つい思ってしまう。
失敗しないように。
人に迷惑をかけないように。
嫌われないように。
ほんとはもっと自然体でいたいのに、
気づけばいつも、肩にぎゅっと力が入ってる。
完璧じゃないとダメ。
ちゃんとしてない私は、価値がない。
そんな思い込みが、知らない間に自分を苦しめてた。
少しずつ、力を抜く練習を始めてみた
最初から「もう頑張らなくていい」なんて思えなかった。
だって、ずっと頑張ってきた自分を知ってるから。
でも、心のどこかでそっとつぶやいてみた。
「まぁいっか」って、ひとことだけでも。
たとえば…
- 今日のごはん、冷凍でもいいか
- 返事は明日でも大丈夫
- 部屋、散らかってても死にはしないよね
そんな“小さなゆるし”を繰り返すうちに、
いつの間にか、心の中のこわばりがふわっとほどけていった。
力を抜くって、サボることじゃなかったんだ。
ちゃんと生きていくために、必要な優しさだったんだ。
ちゃんとしない自分も、ちゃんと愛してみる
かつて私は、ちゃんとできない自分をずっと責めてた。
サボりたくなる日も、泣きたくなる夜も、
何もかも手放したくなる瞬間も、
「私って、ほんまダメやな…」って。
だけど、今は少しだけ違う。
うまくできないときも、気力が出ないときも、
そんな自分にそっと言ってあげられるようになったんよね。
「大丈夫。よしよし。今日もよくやってるよ」って。
力を抜くことは、怠けじゃない。
それは、ちゃんと生きていくために必要な“選択”やった。
無理して頑張ることだけが、前に進む方法じゃない。
ときには「止まる」ことでしか見えない景色もある。
ゆるめる時間は、心の栄養
夜はとくに、ゆるめることを意識してる。
お気に入りは▶ウッドウィックのアロマキャンドル。
パチパチって音が優しくて、ただ火を見てるだけで気持ちがほどけていく。
お酒をちょっとだけ飲みながら、
その日のことをぼんやり思い返してみたりして。
「今日もがんばったな」「まあ、こんな日もあるよね」
そんなふうに、自分に優しくつぶやきながら過ごすこの時間が、
ほんとうにこころの休養になってる。
そして、寝る前には▶ホットアイマスクをして
目元をじんわり温めて、考えごとをそっと手放していく。
どちらも、がんばりすぎた日をやさしく包んでくれる、私の小さなお守り。
そして、今日も「まぁいっか」でいこう
完璧じゃなくてもいい。
うまくできない日があってもいい。
そんな自分も大切にできたとき、
世界が少し、やさしく見えるようになるから。
力を抜くことは、甘えじゃない。
それは、自分を大切にするための“選択”。
どうか今日も、
ぎゅっと自分を抱きしめるように
「まぁいっか」と言ってあげてくださいね。
力を抜くことは、甘えじゃない
力を抜くことは、決して甘えなんかじゃない。
それは、自分を大切にしながら生きていくための、あたらしい選択肢。
がんばれない日があってもいい。
何もしたくない朝も、うまく笑えない夜も、
それでも今日という日は、ちゃんとあなたのかけがえのない1日。
「ちゃんとできる自分」だけじゃなく、
「ちょっと休んでる自分」も、
ちゃんとあなたの一部であり、大切な存在。
だから今日も、どうか。
ぎゅっと自分を抱きしめるように、
「まぁいっか」って、やさしくつぶやいてあげてください。
それだけで、ほんのすこし呼吸が深くなって、
心の景色がやわらかく変わりはじめるから。
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このブログでは、
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